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*チベタンスパニエルって?*

Tibetan Spaniel

英語圏ではティビー(Tibby, Tibbie)と呼ばれているチベタンスパニエル(Tibetan Spaniel)ですが、日本ではあまり知られていません。まめがいたオーストラリアでも知らない人の方が多いです。インターネットで見る限りですが、アメリカでは結構飼われているようです。ここではチベタンスパニエルについて、私が調べた情報を元にいろいろお話していきます。

間違っている情報、付けたしなどありましたらお手数ですが、
[まめ掲示板]かmamesdiary@hotmail.comまでお知らせください。


◆アメリカのチベSサイト、[チベタンスパニエルネットワーク(Tibetan Spaniel Network)] の日本語訳は ::こちら:: からどうぞ。

◆オーストラリア、Tibetan Spaniel Association of Victoria Inc., Australiaの日本語訳は ::こちら:: からどうぞ。


下のメニューをクリックすると、その項目に飛びます。

[名前の由来] [歴史]

[外見] [性格] [グルーミング]

[運動] [飼う前に]

[References]


名前の由来
チベタンスパニエルは本当の「スパニエル」ではありません。本当の「スパニエル」とはコッカースパニエル、ウェルシュスプリンガースパニエルなど狩猟に使われた犬のことです。チベタンスパニエルはトイ(愛玩犬)グループに属します。

ではなぜ「スパニエル」なんでしょう?チベタンスパニエルの他に、チベット原産の犬でチベタンテリアがいます。このチベタンテリアと区別をするため、そして耳の位置・姿から「スパニエル」と付けられたようです。

しかし、チベタンテリアも本当の「テリア (小動物駆除用の犬)」ではありません。

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歴史
チベタンスパニエル(Tibetan Spaniel)は犬種としてはとても古く、2000年以上前からチベットで飼われていたと言われています。

ダライ・ラマや仏教僧にかわいがられ、幸運を運んでくると信じられていたチベタンスパニエルは、決して他の人に売られることはなかったそうです。仏教僧達の友達として、また寒いときの湯たんぽ代わりとして飼われていたチベタンスパニエルは、そのすぐれた視覚と聴覚で寺院の番犬としても使われ、少しでも異常なことが起こると、鳴いて仏教僧とチベタンマスティフに知らせていました。

どの犬種を元に作られたのか、定かではありませんがペキニーズ、ラサ・アプソ、シー・ズー そして狆が親戚に当たるとされています。

昔、中国とチベットが政治的にとても密接な関係を持っていたころ、チベタンスパニエルのもとができたと考えられています。

1)チベタンスパニエルは貢物としてチベットから中国の貴族に贈られ、パグとの交配が進められてペキニーズができた。
2)中国からペキニーズがチベットに贈られ、中国とチベットのペキニーズが2つの異なる系統として発達した結果、チベットのペキニーズが今のチベタンスパニエルのような姿になった。

15世紀ころのペキニーズとされる写真や絵画は、今日のペキニーズよりチベタンスパニエルに似ているため、ペキニーズはチベタンスパニエルから作られた犬種だろうと考えられています。よって、この2つある説の内、2番目が有力とされています。

1920年、医療関係の仕事をしていたDr. Greigによって、初めてチベタンスパニエルが英国へ輸入されました。しかし、犬種として確立されたのは第2次世界大戦後となります。
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外見
犬のスタンダードは、国によって多少違います。ここでは、オーストラリアのスタンダードを元に、チベタンスパニエルの外見の特徴を説明します。*米印*をクリックすると写真が見れます。

サイズ
体重4.1〜6.8kg。まめは5.5kgです。
地面から肩までの高さ25.4cm。
一般的にメスよりオスのほうが大きいです。


鼻は短いですが、ブルドックやパグのようにつぶれていません。また、しわもありません。
*鼻*

コート
ダブルコートで、長い毛の下に、短い柔らかい毛が生えています。耳の後ろ、しっぽ、おしり、首と胸の毛は長く、体の毛は中くらい、顔と手足の毛は短いです。手触りはシルクのようで、とてもやわらかく滑らかです。
*耳* *しっぽ* *おしり* *胸*

目と鼻
目は濃い茶色で、楕円形、目の周りは黒です。鼻の色も黒が良いとされています。
*目と鼻*


耳は垂れています。耳の後ろは細い柔らかい長い毛が生えています。
*耳*


前足の後ろには、長い毛が生えています。また外側に向かって湾曲していて、ヘアフット(harefoot)と呼ばれています。ヘアフットは、チベタンスパニエルとその他、数種類の犬種を除いて望ましくないとされています。足の先にはフェザリング(feathering)と呼ばれる毛が少し伸びています。
*前足* *ヘアフット* *フェザリング*

しっぽ
しっぽは柴犬のように上でカールしていて、長い毛が生えています。まめがしっぽを振ると、長い毛がふさふさ揺れてとてもきれいです。
*しっぽ*


チベタンスパニエルは特に決まった色はありません。パーティカラー(白地に大きいぶちがある)、レッド、ゴールド、ブラックなどさまざまです。まめの色よりやや濃い、ゴールドという色が一番出やすいようです。逆にまめのお父さんの色でもあるパーティカラーは珍しいようです。

もっとチベタンスパニエルが見たい!というあなたは、 [チベタンスパニエルネットワーク(Tibetan Spaniel Network)] の上にある"Owners-Breeders-Photos"から"Tibbie Photo Gallery"を選択。"Enter the Tibetan Spaniel Photo Gallery"でいろんな色のチベタンスパニエルの写真が見れます。アメリカのサイトなので全部英語です。
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性格
はじめに、一概にチベタンスパニエルといっても性格はさまざまであり、ここに書いてあることすべてが当てはまるとは限りません。あくまでガイドとしてお読みください。

とても頭がよく表情豊かな犬種ですが、チベットの寺院の番犬として使われていたため、警戒心が強く初対面の人に対してよそよそしい態度をとります。番犬としては最適です。不審な音や、外を通る人に対してとても敏感で、良く吠えます。体が小さいため、ガードには向きません。頑固でマイペースなところがあるため、訓練するのが難しいです。

チベタンスパニエルはサル、犬、猫の性格を持つといわれています。頭のよさといたずら好きなところがサル、忠実で警戒心のあるところが犬、そして好奇心と独立心は猫です。

*まめの場合*
参考までにまめの性格を書いておきます。頭がいいというのはちょっと難しいので置いておくとして、表情はすごく豊かです。また、声での主張もします。とっても甘えん坊ですが、警戒心はとても強く、なにか気になることがあると遊んでいる最中でも一瞬のうちにきりっとした表情に変わります。ベランダから、窓からも外を眺め、見張りをするところなどに「寺院の番犬だった」という歴史を強く感じます。また、高いところが好きで、ソファの上に乗って、さらに置いてあるクッションの上に乗ります。知らない人への警戒心はとても強いです。しかし、一度知ってしまうと甘えん坊になります。
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グルーミング
毛が長いので大変に思われがちですが、とても簡単です。トリミングは不要で、週2,3回のブラッシングをしてあげれば大丈夫です。ただ、耳の後ろの毛が細く柔らかいため絡まりやすいので丁寧にブラッシングをしてあげてください。ブラッシングは犬の血行をよくしますし、スキンシップにもなります。

目が大きいため、目の下の毛が茶色くなりやすいです。2,3日ごとに水で湿らせたやわらかい布やコットンなどで目の周りをやさしく拭いてあげるといいでしょう。あまりひどい場合はペットショップなどに目の周りの汚れ専用の液が売っています。ちなみにまめの場合ですが、小さいころは、1週間に1回くらい目の周りを掃除してあげてましたが、大きくなってからはまったく汚れなくなり、今では全然してません。

肉球の間の毛は切っても切らなくてもいいんですが、まめは家の中で飼っているため、あまり伸びてくると滑りやすくなるので、定期的に切ってあげてます。でも、足の先のちょろっと伸びている毛(feathering)はかわいいので残してあります(^^)
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運動
愛玩犬なのですが、チベタンスパニエルは運動が大好きです。体のためにも、心の健康のためにも毎日の散歩には必ず連れて行ってあげましょう(^^)/
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飼う前に
基本的なことですが、生き物を飼うというのは大変なことです。

はじめに自分のライフスタイルを考えましょう。どのくらいペットと一緒に過ごせますか?触って楽しめるペット、見て楽しめるペット、どんなペットが欲しいのですか?

もし、欲しいペットが決まっているのなら、そのペットについての情報を集めましょう。何を食べるか、どんな家が必要か、どのように世話するのか、そのペットとあなたのライフスタイルは一致しているか(例として、夜早く寝る人に夜行性の動物は合いません)、性格はどうか、などなど。今はインターネットで探せばいくらでも情報が手に入ります。また、必要な道具をすべてそろえるのにどのくらいかかるのか、獣医にかかる費用は負担できるかも重要なポイントです。

それから、どこで購入するかについてですが、ペットショップが一番身近ですね。ただし、ペットショップにいる動物の中には病気を持っているものもいますし、体が弱いものもいるようです。せっかく飼いはじめたのにすぐに死んでしまったら悲しいですよね。ショーケース内が汚かったりしたら、これは論外です。また、店員さんにいろいろ質問してみましょう。答えが自分で調べたことと違っていたり、疑問を感じたらそこの店員さんは、そのペットについての十分な知識を持っていないと考えられます。
*私は個人的に生体販売(生きた動物を店で売ること)に反対しています。動物によってその環境で充分な種類もいるでしょうが、犬の場合、狭いケースの中で心身ともに一番大事な時期を過ごすこと、大きくなると売れないためにまだ母親が必要である時期から店頭に並べること、店頭にいる間のストレス、良い飼い主さんが現れなかった場合の行き先、などなど賛成しかねる点がいくつもあります。できる限り、生体販売をしているお店から購入することをやめて欲しいと思います。

次に個人から購入する方法です。大抵ペットショップより値段も安いし、直接そのペットについていろいろ聞くことができます。ブリーダー選びは慎重にしましょう。中にはお金のためにむやみに繁殖している人もいます。できれば、一度ブリーダーさんに会いに行かれるといいでしょう。その時に施設も見学させてもらったり、質問したりしましょう。管理はきちんとされているか、病気の動物などはいないか、また質問の答えが納得いくものかなどチェックしてください。

愛護団体などから引き取るという方法もあります。動物達はしつけもされていて、病気がある場合には治療してある場合がほとんどのようです。もし特別な治療または接し方を必要とする動物だったら、向こうの方がおっしゃってくれるはずです。また、その動物があなたと幸せに暮らせるかなどの試験もあります。

これから何年も一緒に住むペットです。多少時間をかけてでもじっくり選びましょう。
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[References]
・Australian National Kennel Club (ANKC), http://www.ankc.aust.com
・Cunliffe, J. 1999, The Encyclopedia of Dog Breeds, Dempsey Parr Book, London.
・Glover, H. (ed.) 1977, A Stabdard Guide to pure-bred Dogs, Macmillan London Ltd., London.
・The Canadian Kennel Club. 1982, Book of Dogs -Official Punlication of The Canadian Kennel Club-,General Publising Co., Canada.
・Tibetan Spenial Association of Victoria Inc. (TSAV Inc.), http://www.powerup.com.au/~tibbies/tsav.htm
・Tibetan Spaniel Network, http://www.tibbies.net
・Zammit, R. (ed.) 2000, Choosing Your Dog no.2, Universal Magazines, Melborune.
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